太宰治のゆかりの地めぐり(三鷹市)
2020.06.19
6月19日は太宰治の誕生日。かつ太宰治が遺体となって発見された日でもあります。
太宰晩年の短編小説「桜桃」にちなんで、6月19日は「桜桃忌」と名付けられました。
太宰治は人間失格の暗いイメージが強いですが、明るく楽しい作品も多いです。
また、こんな昔の作品が、本が嫌いだった当時の私にも理解できたことや登場人物の感情が細かく記載されていたことに驚き、近代文学に興味を持ち始めたきっかけの人物でもあります。
後ろには、森鴎外のお墓もありました。遺言により本名の森林太郎で彫られています。
禅林寺の本堂です。
太宰治文学サロンです。ゆかりの品や原稿などが展示されていました。
太宰治が入水した玉川上水の近くに、故郷の金木産の玉鹿石が置かれていました。
都会の中に急に、大きな森が出てきてびっくりしました。
一度、太宰治の作品を読んでみてください。
新潮文庫の「ヴィヨンの妻」は、短編集で面白い作品が多く、オススメです。
結構はまるかもしれませんよ!