障がい者に対する考え方

2020.06.22

子どもの頃から、知的、身体問わず、障がい者の方を見ると、胸の底がキューっとなる。それは今でも変わらない。

中学生の頃、同級生に知的障がいの子がいて、周りからひどい言葉を浴びせられ、なぜそのようなことができるのか疑問だった。

学生時代で唯一信頼をおいていた数学の先生に相談すると、○○君は将来福祉の道に進むべきだよと言ってくれた。自分の考え方は間違いではなかったと証明され、その言葉は当時の自分に大きな喜びを与えてくれた。これがきっかけで福祉の大学に進学。

福祉の大学では障がい児・者、高齢者など学び、ボランティアサークルにも入り、多くの人と関わり、自分の人間性に良い意味で大きな影響を与えた4年間だった。

しかしながら、福祉の道には進まず、

一般企業に就職。収入面が大きな理由。現実は厳しい…

今の会社に就職し数年後に本社に異動。

本社内では障がい者雇用を主としたグループ会社があり、社内便や郵便などの受け渡しの業務がメイン。

気軽に話しかけてくれ、皆優しく、純粋で真面目、関わりを持てるのが嬉しくありがたかった。

今もなお、たまに胸がキューっとなる。

理由は分からないが、

いろんな人間が分け隔てなく生きやすい環境になればいいと常日頃願う。